1200時間→4時間

一応リカバリディスクを焼き終わったノートだけど、ちゃんと焼けてるかテストの意味でリカバリさせてみる。うん、ちゃんとリカバリされてる。これで心置きなくWindows消せるな。液晶がつかない関係上、こいつにはサーバとなってもらうことにする。無停電電源装置もついてるしね。そういうわけで、ノートにはLinuxをインストールするつもりなのだけど、ディストリビューションをどれにしようか迷っていた。今VMwareの上で動いてるのはUbuntuなんだけど、どちらかというとUbuntuはデスクトップ向け、というイメージが強い。確かにサーバ版もあるけど……。どうせ液晶も映らないしXとかいらないしなぁ、なんてことをあらいげたに言ってみたら、LFSにしてみれば?なんて言われた。LFSLinux From Scratchの略らしい。自分ディストリのことか。それで少しLFSについて調べてみる。LFSな環境を構築するには、そのために動いているLinuxが必要になるらしい。といっても、これは当たり前のことで実際にカーネルをビルドしたり、ハードディスクに配置しなければいけないからだ。一般的には、LFSを構築する別のパーテーションに環境構築用のLinuxをインストールして作業を進めるらしい。
でも、そうするとパーテーションが細かくなって気分的にいやなので、インストール不要なLinuxで作業を進めることにする。今回使う予定なのはKnoppix産業技術総合研究所が日本語ローカライズしている1CD Linux。といっても、使うのはCDじゃなくてDVD版。手元にDVD-Rしかないから。DVD-RにCD-Rのイメージ書いてもいいんだけど、もったいないし。UbuntuのライブCD使ってもよかったんだけど、DVD版が無かったからね。巫女 GNYO/Linuxとか言った人、怒らないから出てきなさい。そのままあらいげたの方に行くといいよ。
というわけで、産総研からリンクが貼ってあったリングプロジェクトのFTPサーバからDVDのイメージを落とす。といっても、4GBほどあるので、途中で止まって涙目にならないように、ちゃんとダウンローダを使う。最近起動してなかったIrvineをハードディスクのそこから引きずり出してきて、ダウンロードを開始。すると、残り時間1200時間とか出てきた。さすがDVD、ADSLでもそんなに時間かかるのかー。……待てよ、1200時間って行ったら50日じゃないか、いくら基地局から離れてて速度でないうちのADSLっていっても、下りなら300KB/sくらいは出るぞ。それで50日間って行ったら1.2PBになるぞ……。DVD、Blu-rayどころかハードディスクだって足りないって。すぐに中止を押して、もう一度ダウンロードさせたところ、無事にダウンロードが開始された。しばらく置いておいて、時間がたってから見たらダウンロード済みバイト数がマイナスになっていた。……あれだな。unsigned intじゃなくてint型を使っているな。だから2GB(2^30*2B)を超えたところで負になってるんだろ。まぁ、大丈夫だろう。と、そのまま放置。で、そろそろダウンロード完了するかな、っていうくらいで確認してみると、エラーが出て再接続とか言い出して、嫌な予感がしたので停止して、途中ファイルを見に行ったら消えていた。俺の4時間が……。
その後、無事にFirefoxでダウンロードしなおし、さて、焼こう、という段階で、今度はVistaがぐずりだした。空のDVD-Rをドライブに入れても、空のディスクを入れろ、って言って来る。ひょっとすると、VMware Serverが悪さしているのかもしれない(2007-11-11)。更に調べてみると、こんなページ(VMware PlayerとCD/DVD自動再生の復活 - Inspiron1720 (Windows Vista))が出てきたのでレジストリを弄ってみる。